ドント・ブリーズ(DON’T BREATHE)(2016年・アメリカ)
ジャンル:ホラー
おすすめ度:良作

出演:
ロッキー … ジェーン・レヴィ
アレックス … ディラン・ミネット
マネー … ダニエル・ゾヴァット
盲目の老人 … スティーヴン・ラング
予告:(YouTube)
https://youtu.be/ZG8gRHJ9sN0?si=f9k0O_n5RfQI9tS2
あらすじ:
ティーンネイジャーのロッキー(ジェーン・レヴィ)は 生活能力が全くない両親のもとから幼い妹を連れて逃げるための逃走資金を必要としていた。
そんな時、恋人のマネー(ダニエル・ゾヴァット)から、地下室に大金を隠しているとの噂される盲目の老人宅へ友人のアレックス(ディラン・ミネット)と3人で強盗に入る計画を持ちかけられる。真夜中にそこへ忍び込み、孤独な盲目の老人(スティーヴン・ラング)から大金を手に入れるのは、いとも簡単なはずだったが・・・。
そこにいたのは 目は見えないが、どんな“音”も聞き逃さない超人的な聴覚を持つ老人・・・。そして想像を絶する<異常者>だった。寝室、キッチン、屋根裏、クローゼット、バスルーム・・・どこに逃げようが、ヤツは“音”を聞きつけ、ものすごいスピードでやってくる。家中の明かりを消され、逆にハンディキャップを与えられ、逃げ道を失った彼らだったが、なんとか老人に見つからず地下室までたどりつく。そこで目にしたものは、あまりにも衝撃的な光景。
ロッキーの悲鳴が鳴り響く・・・。彼らはここから無傷で出られるのか・・・。
(ソニー・ピクチャーズ公式HPより)

感想:
とにかくジジイが怖すぎる。狂犬も連れているし(笑)。退役軍人でイラクで手榴弾で失明した、ということだが、身のこなしとか戦闘能力が普通のジジイではない。
大金を持っている理由は娘を金持ちの娘にひき殺されて、多額の示談金をもらったからなのだが、ジジイには実は秘密があって、金を盗んだうえにジジイの秘密を知ってしまった強盗三人組(一人は知る前に死ぬが(笑))がジジイを怒らせて本当に大ピンチになるのが同情できない(笑)。
それにしても欧米の映画でありがちなキャラのマネーが本当にアホすぎる。この家に強盗に入る前にいろんなところに盗みに入ってるらしいけど、今まで捕まらなかったのが不思議なくらいのアホである。主人公のロッキーも余計なことをしなければアレックスが死ぬこともなかったんだよなぁ…(;’∀’)
というかアレックスの言う通りにしてれば誰も死ななかったと思う(;^ω^)
まぁでも最後は不幸な境遇のロッキーが(一応)逃げ切るエンドなので少しは良かったかなぁ。
ジジイがいろんな意味で狂人なので、生存者がいることが不思議なくらいである。
全編通してほとんど家の中の攻防なのだが、約90分という上映時間もあって、途中だらけることもなく最初から最後まで息の詰まる展開で楽しめた。登場人物も本当に少ないけど、シンプルに怖くて楽しめる良作だと思う。
