アクション監督

投稿者 masaki

 2020年コロナ禍で前年まで三桁くらい映画館で観てたのが一桁まで減って、それが2024年くらいまで続いたので、その空白期間の映画作品を今片っ端から観てます。

 最近はたまたまアクション映画ばかりに観てて、アクション映画というとアクション監督。

 近年は谷垣健治さんのお陰でかなり認知されて久しいので、日本人のアクション監督(アクション・コーディネーター、武術指導など言い方はいくつかある)が多数いるけど、古くは香港映画でおなじみだったのかな。昔の香港映画武術指導はフィルムをカットして早送りみたいにしつつ一個一個のアクションに間があって動作停止してたけど、近年はアクションシーンが長かったり、動作停止する間と流れる一連動作が両方入り交じるので「複雑すぎてなにやってるかわからないけどすごい」みたいなのも増えてきてます。

 私が好きなアクション監督は園村健介さん。園村さんの作るアクションシーンは「リアルっぽいうごき(よくわからないけどすごい)」と「わかりやすいうごき」が絶妙のバランスと言うか。

 ハードリベンジ・ミリーという水野美紀さんがひたすらかっこいいという、水野美紀さんの為に作られてるかのような作品のアクションシーンがかっこよくて好きなんだけど、最近観たベイビーわるきゅーれシリーズもすごいアクションシーンがかっこよくて、この作品も園村さんがアクション監督と知って、ああやっぱり好きだなあと改めて思った次第。ベイビーわるきゅーれはアドリブも含むみたいだから、もちろん役者さんの才能とかもあるんだろうけどね。

 更に言うと、ベイビーわるきゅーれシリーズの阪元裕吾監督作品「最強殺し屋伝説国岡」も園村さんがアクション監督で、ラスト付近の「最強殺し屋伝説国岡の章」はすごい長い格闘シーンで圧巻。ボディーガード役の人の身体能力がものすごそうというのもあるけど。

 今はサブスク全盛時代なので、アマプラやキンドルアンリミテッドのようなものも含め「無料で観られる作品しか観ない人」は多分結構居ると思うけど、少なくともアーティストやクリエイターと呼ばれる人たちは、コンテンツにお金を遣わないとダメだと思う。音楽もYouTubeで探してあれば聴く、みたいな人が多いけど。

 ちなみにこれ、昔から言われてることだけど、事実だと思う。コンテンツはお金払って観たり聴いたりしないと駄目。ちなみに道具もそうで、ケチらない主義なので、気になったシンセとか機材はなるべく買うようにしてます。

 結局、経験値の話なんだと思うけど、ただで見聞きするコンテンツより、お金払ったコンテンツの方が接し方がテキトーになりにくいとか、そういう話なのかも。

投稿者 masaki

コンポーザー / プランナー マサキ aka YMZnoMASAKI,まさきさま

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